2016年 09月 26日
作り手として…ホッとした事! |
今回、旭川陶芸フェスティバルにて…10ヶ月前にデミタスカップのカップだけご注文頂いたお客様に無事カップをお返しする事が出来ました!
ホッとしたと同時に本当に嬉しい出来事でした。
現在の仕事は…碧釉が主流で皆さんに知って頂いてる創生窯の仕事なのですが…10年前は創雪釉という白を基調としたオリジナルの釉薬を作って仕事をしていました…
時が経ち、何種類もの粘土を実験したあげく今の現在のスタイルにたどり着いた訳ですが、当時は中々方向性も決まらず、自分の中で何を表現したら良いのだろう?…と日々考えあぐねた事を思い出します!
そんな時、ふと思い描いたのが…北海道の雄大な冬景色を力強い釉薬で表現したいという試みでした!…釉調の感じは当時好きだった萩の三輪休雪の鬼萩釉の感じで、我が親方である故高橋武志の得意だった結晶作用を利用して釉薬に独特な深みを与える事を試みる実験を繰り返していたんですね!
そんな10年前の作品の注文が去年やってきたんです!…
正直、今とはスタイルの違う焼き、土に驚かされましたが、お客様が望んで頂けるならと思い仕事に取り掛かったのですが?…中々思うように色が出なく10ヶ月以上待たせてしまった感じですね!…
昨年には窯の線の張り替えもあったものですから、当時とはエンジンも違う感じで苦労したのですが、やっと思い描いた色にたどり着き旭川陶芸フェスティバルでお返しする事が出来ました!
今回の仕事は料金は敢えて頂いておりませんが、初心に戻る価値ある時間と自分の過去の仕事を振り返る意味で本当に良い経験をさせて頂いたと思っております!
想いのこもった作品は、何処か温かくて良いものだなぁ〜と陶芸をやってて思う瞬間でした!
ホッとしたと同時に本当に嬉しい出来事でした。
現在の仕事は…碧釉が主流で皆さんに知って頂いてる創生窯の仕事なのですが…10年前は創雪釉という白を基調としたオリジナルの釉薬を作って仕事をしていました…
時が経ち、何種類もの粘土を実験したあげく今の現在のスタイルにたどり着いた訳ですが、当時は中々方向性も決まらず、自分の中で何を表現したら良いのだろう?…と日々考えあぐねた事を思い出します!
そんな時、ふと思い描いたのが…北海道の雄大な冬景色を力強い釉薬で表現したいという試みでした!…釉調の感じは当時好きだった萩の三輪休雪の鬼萩釉の感じで、我が親方である故高橋武志の得意だった結晶作用を利用して釉薬に独特な深みを与える事を試みる実験を繰り返していたんですね!
そんな10年前の作品の注文が去年やってきたんです!…
正直、今とはスタイルの違う焼き、土に驚かされましたが、お客様が望んで頂けるならと思い仕事に取り掛かったのですが?…中々思うように色が出なく10ヶ月以上待たせてしまった感じですね!…
昨年には窯の線の張り替えもあったものですから、当時とはエンジンも違う感じで苦労したのですが、やっと思い描いた色にたどり着き旭川陶芸フェスティバルでお返しする事が出来ました!
今回の仕事は料金は敢えて頂いておりませんが、初心に戻る価値ある時間と自分の過去の仕事を振り返る意味で本当に良い経験をさせて頂いたと思っております!
想いのこもった作品は、何処か温かくて良いものだなぁ〜と陶芸をやってて思う瞬間でした!
by SouseiKiln
| 2016-09-26 19:50